最新記事一覧

LATEST REPORT

10 太陽光

2012-09-11
中国太陽電池産業の変化(2):コスト削減と品質改善
中国の太陽電池産業に関して前回の続きです。コスト削減の方法現状のシリコンウェハのワットあたりのコストは2元です。その70%にあたる1.4元はシリコン材料そのものコストです。シリコンの値段は市場で決められてしまうので、企業努力で購入価格を下げることは極めて難しいと思われます。したがって、コスト削減は主としてインゴットやウェハの加工プロセスに対して行われます。具体的には、加工プロセスの新技...

10 太陽光

2012-09-11
中国太陽電池産業の変化(1):競争環境とコスト構造
2012年8月6日3月に続いてGSPVの王社長と愛多科技の孫社長にPV産業の状況について話を聞きました。5ヶ月も経っていないのに、かなり状況が変わっていました。この産業の動きは速いです。シリコンインゴットとウェハ製造から始めた愛多科技は2011年にセルとモジュール生産に進出しましたが、最近はシステムまで手がけるようになりました。愛多科技のPV製品は全て発電所向けです。PV産業の状況は厳...

16 風力

2012-09-05
中国の風力発電向け部品企業(2):江蘇吉鑫(Jiangsu Jixin)風能科技(青島矢一)
Jixinは2003年に4人の創業者が3,000万元を持ち寄って始めた企業です。きっかけはインドの風力発電企業であるスズロンが、自動車向けの鋳物を生産していた無錫一汽鋳造に話をもちかけてきたことにあります。しかし、無錫一汽は自動車関連企業であり、風力発電には土地勘がなかったこと、また、第一汽車関連の子会社(おそらく一汽吉林汽車と天津物流の合弁企業かと)であったため、自社で投資意思決定を...

16 風力

2012-09-05
中国の風力発電向け部品企業(1):江蘇吉鑫(Jiangsu Jixin)風能科技(青島矢一)
光陰市にある風力発電向けのコンポーネント製造企業である、江蘇吉鑫(Jiangsu Jixin)風能科技を訪問しました。風力発電設備の大型の鋳物を製造しています。主な生産品はBed Plate(台板)とHub(ハブ)です。Jixinはこれら風力発電向けの大物の鋳物で世界シェアNo.1の企業です。副総経理の席氏がインタビューに応じてくれました。江蘇吉鑫風能科技3月に訪問したWuxi Qia...

10 太陽光

2012-09-02
中国太陽電池企業の競争:サンテックパワー訪問(3)(青島矢一)
2012年8月5日中国の大手の太陽電池企業は、現在、どこも赤字という状況ですが、それらの中でもサンテックの業績の悪さが特に目立ちます。最大の競争相手は英利(Yinli)です。英利は軍需関連企業で、その多角化事業として太陽電池を行っており、単一事業のサンテックと比べて豊富な資金力があることが強みです。ゆえに英利の価格攻勢に引っ張られる形でサンテックが苦境に立たされています。競合他社に比べ...

12 水資源

2012-09-01
シンガポールの水資源探訪5 (積田淳史・三木朋乃)
 前回の記事では、シンガポールと日本の水ビジネスについて概観し、シンガポールに比べて日本が立ち後れている現状を指摘しました。今回の記事では、シンガポールのビジネスや政策について詳しい方々へのインタビューを通じて、その立ち後れの原因を考察していきます。インタビューに応じてくださったのは、JSTシンガポール事務所の山下氏と矢野氏インタビュー概要  インタビューに応じて下さったのは、JST(独...

10 太陽光

2012-08-09
中国太陽電池のコスト構造:サンテックパワー訪問(2)(青島矢一)
2012年8月6日 今回、サンテックでは、主として太陽電池の原価構成と日本市場に対する考え方に関してヒアリングを行いました。まずは原価構成について。前回の訪問では、無錫の中小企業である愛多科技で細かい原価構成を聞きましたが、最近はさらに価格が下がっており、そのとき聞いた価格よりもサンテックの価格の方が低いという状況でした。発電所向けに出荷される多結晶シリコン型モジュールの工場出荷価格は、...

10 太陽光

2012-08-09
中国太陽電池企業の低迷:サンテックパワー訪問(1)(青島矢一)
2012年8月6日3月に引き続き中国の無錫を訪問して太陽電池産業に関する調査を行いました。最初に訪問したのは世界シェアトップの太陽電池企業であるサンテックパワー。購買部門の部長さんと課長さんに話を聞きました(といっても30歳代前半です)。あまり偉い人に話を聞くよりも、実際に事業をまわしている人に話を聞いた方がいいです。大変細かいことまで教えてくれました。現在、サンテックに限らず多くの中国の太陽電池...

08 研究会

2012-08-04
「CO2削減とイノベーション」研究会について
 magiccでは、「CO2削減をいかにイノベーションに結びつけるか」を研究テーマとして、年に5-6回のペースで研究会を開催しています。地球温暖化とCO2削減が今後、日本経済や企業にどのような影響をもたらすのか。CO2削減を通じて、日本、および日本企業が、戦略的に日本国内に省エネ・低炭素社会のイノベーションや、未来の成長エンジンとなるイノベーションをどのように起こしていくのか。そのような問題意識に...

15 スマートグリッド

2012-08-02
【研究会報告】スマートグリッドが切り拓く 新生スマートニッポン
「CO2削減とイノベーション」研究会   第11回研究会報告  2011・6.24 「スマートグリッドが切り拓く新生スマートニッポン」  村上憲郎 氏(村上憲郎事務所代表/前グーグル日本法人名誉会長慶應義塾大学大学院特別招聘教授/会津大学参与)2011年3月、東日本の発電所の大半が大震災によって停止するという事態となり、日本では深刻な電力不足に陥った。特に、7月以降、政府は節電対策として...
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